人はなぜ、病氣になるのでしょう。
ようこそ
【健康と幸福のためのスピリチュアル入門】へ
ガイドを務めます、ルビーです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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そもそも人間には
ネガティブな効果を生み出す機能は 備わっていない
といいます。
そりゃそうですよね。
細胞は、生きるために動き働いていて
私たちの肉体も、精神も、魂も
健康や活力、免疫力といった
ポジティブな効果だけを生み出すようになっています。
自然の状態でいれば
健康で幸せになるようになっているのです。
ところがどうでしょう。
病氣や痛み、睡眠障害、アレルギーなどなど
平成になって、あらゆる症状が増え続けています。
普通に生活しているのに
カラダはいつも調子が悪いし
ココロはいつも落ち込み、楽しめない。
本来備わっているはずの
癒しのシステムなんか、ちっとも働いていない。
そう感じる方も多いでしょう。
癒しのシステムが常に働かない理由は
『恐怖』だといいます。
恐怖がストレス反応を生むと
潜在意識の中にある
“記憶銀行”(記憶が蓄えられているところ)から
恐怖の周波数(またはシグナル)が
脳の視床下部に向かって送り出され
ストレスのスイッチがオンになるのです。
“リズム&ブルース” という音楽のジャンルをご存知ですか?
ブルースは、アフリカ系アメリカ人の間から発祥した音楽です。
19世紀後半、黒人労働者の間で歌われた、労働歌でした。
奴隷として連れて来られ
過酷な労働を強いられていた彼らは
真っ青な晴天になると、綿花の畑で
鞭で打たれながら作業をします。
雨の日には、炎天下の作業がないので
少し落ち着くでしょうが
朝になって、晴れた空(ブルースカイ)を見ると
憂うつな氣分になったそうです。
そこから、哀愁漂うソウルミュージックを
“ブルース” というようになったということです。
毎日、過酷な労働を強いられていると
肉体的にも、精神的にも追い込まれたでしょう。
恐怖の状態です。
そうすると、真っ青な空を見ても
「うれしい」とは思わずに
「憂うつだ」と感じてしまう、
これがストレス反応です。
氣分が落ち込むことを
「ブルーになる」と言いますよね。
同じ環境や状況でも
潜在意識に蓄えられた、細胞記憶から
ネガティブに感じるスイッチがオンになってしまうのです。
私たちはいつの間に
「恐怖」を 潜在意識に記憶されてしまったのでしょう?
私は、アメリカの著者が書いたマーケティングの本を読んで
ショックを受けました。
「商品は、恐怖を与えた方が売れる!」
だから、顧客の潜在意識に恐怖を植え付ければ、商品は売れる
と書いてあったのです!
テレビも雑誌も
恐怖をあおるようなものの方が
視聴率も上がり、雑誌も売れるのです。
ニュースを見ても
健康問題、不倫、会社の汚職など
恐怖や不安を与えるテーマの連続です。
快適さを売り込むよりも
不快を避けることを売り込む方が
人は、反応するそうです。
私たちは、知らず知らずに
潜在意識の中に、恐怖を埋め込まれているのです!
それこそが、恐怖!!
怒りを感じるのも、
自分が怖いと思っていることが起こっているから。
不安になったり、心配したりするのは
恐れてことが、これから起こりそうだと思うから。
悲しんだり、落ち込んだりするのは
恐れてことが、すでに起こってしまったからです。
誰かや、何かを許せないと思うのは
正しくないことが起こり、そのまま正しくない状態が続くと
恐れているからです。
拒絶されたと感じるのは
誰かが、自分を愛してくれない
受け入れてくれないと恐れているからです。
このように、人生で経験するネガティブな感情は
すべて、恐怖と
間違った思い込みから生まれています。
そして、すべての恐怖は
愛がない状態から生まれます。
暗闇が、光のない状態から生まれるように……
恐怖から生まれた、ネガティブな感情や思い込みは
癒しのシステムの機能を低下させます。
ときには、完全に機能を停止させてしまうこともあります。
その状態が長引くと
いつか必ず、病氣になってしまうのです。
それと同時に
幸福感が低下して、成功への道も閉ざされ
人生への満足感も失われてしまうでしょう。
それでは、どうすれば
自分の中にある恐怖を消すことができるのでしょう?
その答えは
「愛」です。
愛が、恐怖の解毒剤になるのです。
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