ダイエットと呼吸の関係
いらっしゃいませ♪
“ルビー式 氣持ちイイ呼吸法”でエネルギーを浄化して
みんなが笑顔になる世界をつくりたいルビーです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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先週、私たちの“平熱”についてお伝えしました。
その記事はこちら
今回は、本題の熱(エネルギー)をつくり出すことについてお伝えします。
私たちは、食事から栄養を摂ることでエネルギーを生み出しています。
エネルギーとなる栄養は、三大栄養素と言われる
・炭水化物
・タンパク質
・脂質 です。
主に炭水化物がエネルギーの源ですが
炭素と水(水素と酸素)の化合物で、ブドウ糖などの糖類やでんぷんなどです。
栄養というのは、食べるだけではエネルギーを生み出しません。
呼吸で取り込んだ酸素と反応させて、燃焼(酸化)が起きたときエネルギーが生まれるのです。
炭水化物を燃焼させると、二酸化炭素と水になり、このとき熱が発生します。
この熱で体温が保たれていますし、カラダを動かす動力となります。
この燃焼過程はとても複雑な工程をたどるのですが
それもすべて、カラダが無意識におこなってくれています。
ということは、どんなに栄養をたくさん摂ったとしても
それを燃焼させられる酸素が足りていなければ、栄養は燃えずに残ってしまいます。
肺全体に酸素を摂りこむような、深い呼吸ができていないと
熱が生み出せず、さらに低体温になって病氣のリスクも高まるんですね。
カラダを動かすのに必要なエネルギーは、筋肉をつくっている細胞の中でつくられています。
ですから、筋肉まで酸素を運んであげないといけません。
これは、血液の役目です。
血液の中でもとくに、赤血球が大事な役目をしていますが
赤血球の主成分であるへモブロビンが、酸素と結合して細胞まで酸素を運びます。
またヘモグロビンは、エネルギーをつくり出したときに出る
二酸化炭素を運び出してくれています。
どうしてこのようなことができるかと言いますと
ヘモグロビンの中にある、鉄の原子が酸素や二酸化炭素と くっついて運んでくれるからなのです。
血液は肺から摂取した酸素を、動脈を通して細胞へと運び
栄養素と結びついてエネルギーを生み出したあと
そこで発生した二酸化炭素を、静脈を通して肺から排出する循環作業をしているのです。
この循環もカラダが無意識に行ってくれていますし
それをリードしているのが、呼吸なのです。
摂取カロリーや消費カロリーといわれる
“カロリー”という単位は、水1グラムの温度を1度上げる熱量です。
ダイエットするときに、カロリー計算をしますが
1キロカロリーは、水1リットルの温度を1度上げる熱量のことです。
たとえば
350キロカロリーのスイーツだと
350リットル(2リットルのペットボトル175本分)の水の温度を
1度上げるだけの熱を生み出すエネルギーがあるということです。
しかしこれだけの熱を生み出す作業は、酸素をたくさん使わないと燃焼しないので
寝転がってテレビを観ている程度の酸素摂取量では、燃えないでしょう。
燃えなければ、備蓄燃料として保存されますから
体重が増えていくのは当然ですね。
では、どうやってたくさんの酸素を取り入れるのかというと
運動や労働などで、筋肉をたくさん動かして、より一層酸素を使わせるようにするのです。
肉体労働の方やスポーツ選手などは、たくさんのエネルギーを使いますので
炭水化物や、その他の栄養をたくさん摂取しなければいけないのはこのためです。
また、酸素や二酸化炭素を運んでくれる鉄が不足していると
カロリー消費ができませんので
ダイエットのためには、鉄分も必要です。
年齢が上がれば、酸素を取りこむ力も落ちて燃焼できるカロリーも落ちてきます。
ですから、食べる量を減らさないでいると
どんどん備蓄していき、体重は増えます。
さらに、燃焼後の老廃物を排出する力も落ちてきて
むくんでしまうのは、基礎代謝のカロリーが減っているからなのです。
体重管理や健康管理に欠かせないのは、呼吸です。
今日から、深く大きな呼吸をすることを意識して
カラダ全体を使う、運動や動作をするようにしてみてください。
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