ごめんなさい、間違っていました
いらっしゃいませ♪
“ルビー式 氣持ちイイ呼吸法”でエネルギーを浄化して
みんなが笑顔になる世界をつくりたいルビーです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
*-*-*-*-*-*-*
「間違っていました。申し訳ございません」m(__)m
私はこれまで
「新型コロナウイルスに勝つには、免疫力をアップすること」
と伝えてきました。
ところが、神戸大学感染症内科医の岩井健太郎教授の記事を読んで
「免疫力アップという言葉は、インチキだ!」と書いてあったのです。
「ええええええーーーーー! 違うの?」
私は、インチキでウソつきなの?
今までの考えは間違っていたの?
そもそも、岩田健太郎教授といえば
横浜に停泊したダイヤモンド・プリンセス号の内情を告発して注目を集めた方です。
「先生、今度は世の中を敵に回すんですか?」
なんて、びくびくしながら最後まで読んでみて
やっと意味がわかり、ホッとしました。
そこで、シェアしたいと思います。
そもそも『免疫力』とは何か?
『免疫力』とは、病原体に対抗する力、生体防御反応の強さのことです。
これは、強くなれば強くなるほどいいものではなく、逆に害になります。
たとえば、アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、関節リウマチなどの症状は
「自己免疫疾患」に分類されるそうですが
これらは全部、免疫力が強すぎるために起きた弊害なのです。
つまり、免疫力はバランスなので
高すぎても低すぎてもダメで「免疫力アップ」をうたうのは間違いだということです。
免疫力を上げる唯一の方法は『ワクチン』で
特定の病原体に対する免疫力を高めて防御するものです。
新型コロナウイルスに対しても、免疫力を上げるためには『ワクチン』しかないんですね。
あれ? でもテレビや新聞なんかでお医者さんたちは
「新型コロナに勝つために、免疫力を上げるには……」と言って
栄養・休養・睡眠・適度な運動をすすめています。
ですから私も、その言葉をそのまま使っていました。
その方法自体は間違っていないのですが
言葉の使い方で、意味が違っているようなのです。
免疫力は、上げるものではなく
『正常な状態に保つ』ことが大切。
体調が悪く、免疫力が下がることがあります。
ですから、下がったところから元の状態に戻すという意味で
「免疫力を上げる」と言われていると思います。
マイナスから±ゼロにする。
しかし、そこから「免疫力をプラスにして装備しておこう」ということはできないのです。
免疫力がプラスになると、自己免疫疾患になるからです。
つまり、免疫力というのは
±ゼロが正常値です!
プラスでもマイナスでもいけない、なんと『中庸』なのでした。
ここでも来ました、中庸!!
何ごとも中庸なのですね。
私もこれからは「免疫力を正常に保つ」
という言葉の使い方にしようと思います。
免疫力のバランスをとるためには
「食事・休養・睡眠・運動を普通にしていればいいよ」といわれる
この“普通”が難しいのかもしれません。
日本社会の場合、「普通のこと」ができないから病氣になる人が多いんですよね。
休みたくても休めない。
睡眠不足は、睡眠以外では補えないですもんね。
それでも、健康を保つ方法としては
・疲れている人は、休養する。
・寝不足の人は、睡眠をとる。
・栄養が足りてない人は、栄養を摂る。
・運動していない人は、ハードにならない適度な運動をする。
もう、これ以外にないそうです。
すべては、バランス!
免疫力は、メンテナンスするものであって、アップするものではない。
という考え方が大事になってくるようです。
何ごとも、過保護(やりすぎ)や無関心(やらなさすぎ)がバランスを崩すようで
カラダの中の免疫力も
自分自身に対する「過保護と無関心」の表れかもしれませんね。
0コメント